エシカル(Ethical)は、英語で「倫理的な、道徳的な」という意味です。人や社会、環境や地球に配慮した様子を示す言葉で、欧米ではこのEthicalな考え方をビジネスに取り入れようとする会社が増えています。
具体的には、環境に負担をかけず自然を有効活用するオーガニックやエコロジー。Co2の排出を減らし、環境に配慮するフードマイレージの縮小(地産地消)やグリーンエネルギーの活用。公正な労働と人権を確保して、社会的弱者の経済的自立を促すフェアトレードや障害者雇用などがあげられます。
エコロジー
自然環境を保護し、人と自然の共存を目指す考え方です。
たとえば太陽光発電や風力発電などは企業や家庭が取り組むエシカルな行動といえるでしょう。
オーガニック
食品や衣料品などの原料を有機栽培で育てること。農薬や化学肥料を使わずに有機肥料などで栽培された農作物は、収量こそ減少しますが、土壌に負担をかけず、また私たち人間の健康への影響も少なくなります。たとえば薬剤散布をしないオーガニックコットンで作られた洋服を着ることは、地球環境への小さな貢献というわけです。
フェアトレード
発展途上国では小さな子供が鉱物の採掘を行っていたり、劣悪な環境のもと作業をさせられていたりと、さまざまな問題がクローズアップされています。フェアトレードはそのような不当な労働環境を是正しようという考え方で、「途上国の労働者に正当な賃金を支払いましょう、そのために販売価格を少し上乗せします」という考え方です。フェアトレードマークのある商品を積極的に購入することは、世界の労働環境の改善に貢献しているという点でエシカルな行動と言えます。欧米では一般的な考え方ですが、日本でも最近大手衣料品ブランドなどがフェアトレードブランドを立ち上げるなど、徐々に流通量が増えてきました。
例えば、食べる野菜を自分で育ててみたり、被災地へ支援物資を送ったり。フェアトレードのコーヒーをオーダーすることや、オーガニックコットンのシャツを着ることもエシカルな行動のひとつです。意外と身近なところにエシカルはありますね。消費者の価値観が変われば、企業も障がい者雇用を促進したり、小さな仕事を施設に依頼したり、食品添加物を使わなくなったりと、きっと変わってくると思います。需要と供給どちらが先にエシカルにというわけではありませんが、EECOではこれからの理想的な消費社会をそんな風に考えて、その架け橋となれればと考えています。
EECOの運営スタッフはそう考えています。
EECOが取り扱う商品の選定基準はエシカル(Ethical)かエコ(Eco)かオーガニック(Organic)のいずれかのキーワードに適合するかどうかということ。まだまだ規模が小さいオーガニックやエシカルの市場では、製造コストの問題や流通の問題から、量産品と同じ商品と比べたら価格面では確かに少し割高かもしれません。
いいものをより安く提供したいのは、作り手みんなの想い。EECOで取り扱う商品の作り手さんも、運営する私たちもその思いは変わりません。ただそこに「本当にいいものを」というキーワードがひとつ入るかどうかの違いだけです。そういった商品がきちんと消費される世の中って、素晴らしいと思いませんか。きちんと作りたい作り手の想いを、みんなが納得するまできちんと説明し、エンドユーザーまで届けること。それがEECOの役割です。EECOではこれからもエシカルな商品をプロデュースし続けていきたいと思います。
みなさまこんにちは!イイコ店長のカナザワです!
商品の買い付けから、撮影、商品登録、発送、ホールセールのご商談まで。ウェブストアのすべてを担当しています。
当サイトを運営するのは、エシカル、エコ、オーガニックをキーワードに事業展開する「株式会社イイコ」。まだ日本にない、新しいオーガニック商品の開発や、テストカフェの運営など。徐々に仲間も増えてきて、スタッフ全員、毎日楽しく業務にあたっています。
商品に関するご質問や、ご注文方法で困ったことなどがございましたら、なんでもお気軽にお尋ねください。お客様の立場に立って、最適なご提案をさせて頂きます。
後世にまで残したい本当に「いいもの」をたくさん紹介できたらうれしいな!そんなイイコをどうぞよろしくお願いいたします。